人気観光列車7選|各列車の特徴を徹底解説
台湾の観光列車が走る風景
TAIWAN SIGHTSEEING TRAINS

人気観光列車7選|各列車の特徴を徹底解説

台湾各地で話題の観光列車「海風号」「山嵐号」「鳴日号」「鳴日厨房」「福森号」「栩悅号」「藍皮解憂号」の魅力をまとめてご紹介します。

観光列車は台湾旅行の新たなスタイルとして注目を集めています。車窓からの風景を楽しむだけでなく、趣向を凝らした車内設備や上質なサービスも魅力の一つです。

このページでは、海風号、山嵐号、福森号、鳴日号、鳴日厨房、栩悦号、藍皮解憂号の7つの人気観光列車をご紹介します。それぞれの列車ならではの魅力とともに、特別感あふれる上質な鉄道の旅をお楽しみください。

ABOUT

観光列車とは

観光列車は、移動そのものを特別な体験とするために設計された列車で、通常の列車とは異なり、テーマ性のある美しい内装や特別なサービス、おいしい食事などが楽しめます。ゆったりと列車に揺られながら、車窓からの美しい風景を満喫することができることから、近年では台湾旅行の新たな楽しみ方として注目を集めています。

台湾鉄道では、さまざまなスタイルの観光列車が運行されています。国際的なデザイン賞を受賞した「鳴日号」や、スイーツがテーマの「海風号」など、乗車そのものが旅の思い出となる特別な体験を提供しています。

台湾の観光列車
TRAIN 01

観光列車:海風号

海風号は台湾初のスイーツをテーマにした観光列車で、「移動するインスタ映えカフェ」とも称されています。最も印象的なのは、夢のようなマカロンカラーの車両です。外装・内装ともに台湾の海をイメージした青や緑が基調となっており、車内にはパノラマビューの大きな窓が設けられています。乗客は、同じくマカロンカラーのベルベットソファに座って、美しい海景を眺めながら、軽快な海の音楽とベルガモットの香りに包まれた癒しの時間を過ごせます。

スイーツは、ミシュラン星付きシェフが監修する「月.烘焙工作室 Moon Baking Studio」が手がけています。台湾の海をテーマに、地元食材を取り入れた創作スイーツの数々をお楽しみいただけます。芋と鴨肉を組み合わせたミニバーガー、桜エビとチーズのクッキー、三星ネギを使用したクロワッサン、さらにはミシュラン一つ星レストラン「MINIMAL」のアイスクリームも提供され、見た目にも味覚にも特別な体験をお届けします。

ツアー紹介

TRAIN 02

観光列車:山嵐号

山嵐号は、海風号の姉妹列車で、花東縦谷を走る初の観光列車です。爽やかな黄緑色の車体は縦谷の自然と調和し、車内は深緑を基調とした落ち着きのある空間に仕上げられています。車内に足を踏み入れると、サンダルウッドやカルダモンの心地より香りが漂い、天井の照明は音楽に合わせて変化する演出を楽しめます。海風号と同様に大きなパノラマウィンドウを採用し、雄大な景色を満喫できるほか、対面式のボックス席も多く設けられているため、ご家族やご友人同士でのご旅行にも最適です。

車内で提供される料理は、花蓮を代表するシェフ・葉志龍氏が監修。池上米や冨里鴨、花蓮産の豚肉など、地元の食材を使用した料理で、花東エリアの豊かな食文化を味わうことができます。さらに、花蓮・玉里のスイーツブランド「九日良田」の和菓子と、地元産の蜜香紅茶や紅烏龍茶とのペアリングも楽しめ、贅沢な食体験を堪能できます。

ツアー紹介

TRAIN 03

観光列車:鳴日号

「台湾で最も美しい列車」とも称される鳴日号は、70年の歴史を持つ莒光号をリノベーションして誕生しました。台湾文化のエッセンスを取り入れた洗練されたデザインは、国内外のデザイン分野で高い評価を受け、国際的なデザイン賞も受賞しています。車体には上質なブラックと莒光号を象徴するオレンジを採用し、車内にも随所に台湾さらしさを感じさせる工夫が施されています。

鳴日号の大きな特徴のひとつは、乗車前から始まる特別な体験です。専用カウンターでのチェックインや乗車記念のギフトの受け取りなど、旅への期待を高める上質なおもてなしが用意されています。また、専任ガイドや鳴日コンシェルジュがお客様をサポート。大型荷物の運搬サービスも備えており、ご高齢の方やお子様連れの方でも安心してご利用いただけます。移動の負担を軽減しながら、上質な旅を満喫できます。

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TRAIN 04

観光列車:鳴日厨房

鳴日号の美学を引き継ぐ「鳴日厨房」は、"移動するミシュランレストラン"をコンセプトに、列車で高級料理をお楽しみいただける新しいかたちの観光列車です。ミシュラン三つ星レストランのシェフと共同開発した特別メニューと、厳選された旅程を通じて、台湾各地の食材を生かした創作料理と車窓からの美しい風景が融合する、最上級のダイニング体験を提供します。卓越したデザイン性とサービスは国内外で高く評価され、ドイツのiFデザイン賞で最高位となる「金賞」と、「サービス体験デザイン賞」を受賞しています。

鳴日厨房は、通常の鳴日号に加えて、「厨房車両」と「ダイニング車両」を備えているのが特徴です。車内はブラックを基調にゴールドのアクセントを取り入れた上質な空間となっており、竹編みの椅子やアートのような照明、ワインセラーやミニバーなどが設けられています。さらに、パフォーマンススペースも備えられており、視覚・聴覚・味覚で楽しむ特別な空間を演出しています。

TRAIN 05 / ALISHAN

阿里山森林鉄道の観光列車:福森号

台湾ヒノキで造られた車両をご覧になったことはありますか?
阿里山森林鉄道は、15年にわたる復旧事業を経て、2024年に全線開通を果たしました。その路線を走る最高級の観光列車が「福森号」です。

車両には天然のヒノキ材が使用されており、大きな展望窓や、デジタルアートを映し出すディスプレイフレームを備えています。その優雅な空間から、「走る美術館」とも称されています。一歩車内に足を踏み入れると、台湾紅檜(ベニヒ)や台湾扁柏(ヒノキ)の香りが広がり、まるで森林浴をしているかのような癒しの旅が始まります。

4種類のテーマルート

福森号では、旅の目的や沿線の魅力に合わせて、4つのテーマルートをご用意しています。

森好食 しんこうしょく

多林駅に停車し、木製の容器に美しく盛り付けられた「九官格弁当(九マス弁当)」をお楽しみいただけます。

森林癒 しんりんゆ

高山にそびえる巨木に囲まれた空間で、森林が生み出すフィトンチッドを感じながら、心身ともに癒されるひとときを体験いただきます。

好森音 こうしんおん

標高2,000メートルの「二萬坪(にまんへい)」に広がる神秘的な黒森林を舞台に、特別なミニコンサートが開かれます。

森品茗 しんひんてい

阿里山を代表する高山茶の試飲体験で、品種の異なる茶葉を飲み比べいただけます。

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TRAIN 06 / ALISHAN

阿里山森林鉄道の観光列車:栩悅号

「栩悅号(しゅえつごう)」は、生態ガイドによる解説とともに阿里山の豊かな自然を満喫できる観光列車です。阿里山を代表する野鳥「栗背林鴝(リハイリンキ)」をモチーフにデザインされており、車体には雄の羽を思わせる深い青と黄色、車内には雌の羽をイメージした淡い黄色と金色が採用されています。自然との調和を感じさせる、落ち着いた空間も魅力の一つです。

栩悅号の大きな魅力は、車窓からの眺望にあります。車内には大きなガラス窓が採用され、運転席との仕切り部分にもガラスを使用することで、開放感ある360度のパノラマビューをお楽しみいただけます。

また、栩悅号にはグループやご家族で利用しやすい個室車両があり、座席ごとに仕切りが設けられたゆったりとしたプライベート空間を確保しています。さらに、お一人でご乗車のお客様にも快適にお過ごしいただけるよう、展望車両や共用スペースを用意。展望車両には360度回転する座席が設けられており、さまざまな角度から雄大な景色をご堪能いただけます。

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TRAIN 07

観光列車:藍皮解憂号

藍皮解憂号は、台湾鉄路がリノベーションした旧型ディーゼル列車「DR2700型」を使用しており、昔懐かしいブルーの車体が特徴です。台湾南部の海岸沿いを走る列車で、台東から屏東県の枋寮を結ぶ、「南廻線」と呼ばれるルートの旅をお楽しみいただきます。

車内では、きめ細やかなサービスを提供するサービススタッフが乗客をお迎えし、沿線地域の文化や歴史の紹介をはじめ、記念品の配布や社内限定のドリンク、軽食の提供などを行います。藍皮解憂号は、「時間を忘れ、心を癒す旅」をコンセプトに、リラックスできる座席、車窓からの南国らしい海岸風景やのどかな集落、そして地域の人々の暮らしを感じることができる、心温まる旅路を提供いたします。

また、沿線の駅では地元住民による歓迎イベントが催されることもあり、温かなおもてなしや地域とのふれあいが旅をより豊かなものにしてくれます。鉄道ファンをはじめ多くの旅行者に親しまれている。人気の高い観光列車です。

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FAQ

よくあるご質問:観光列車について

観光列車とは、移動そのものを旅の楽しみとして体験できるよう設計された列車です。テーマ性のある車内デザインや上質なサービス、地域の特色を生かした食事などを楽しめるのが特徴です。台湾鉄道では「鳴日号」「海風号」「藍皮解憂号」をはじめとした、さまざまなタイプの観光列車が運行されてています。

列車の種類によって異なりますが、2日間の旅行で2,500台湾元~25,000元(約12,000円~125,000円)が目安です。

観光列車の旅を存分に満喫するには、2日間から3日間の行程をおすすめします。沿線の観光地や地域文化に触れることができ、車内で提供される上質なサービスもゆったりとご堪能いただけます。

一般的に観光列車の乗車中は途中下車はいたしません。一方で、観光列車を利用したツアーでは、観光スポットへの立ち寄りがあり、バスなど他の交通手段での移動も組み込まれています。

観光列車は日中に運行されるため、旅行会社が手配したホテルに宿泊するのが一般的です。